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和風住宅の外壁塗装のポイントは?相性の良い色も解説

2023.8.8

和風住宅や和モダン住宅の外壁も、定期的な塗装メンテナンスが必要です。外壁塗装で和風の雰囲気を損なわないためにも、和風住宅や和モダン住宅と相性の良い色を知っておくとよいでしょう。

今回は和風住宅・和モダン住宅の外壁塗装におすすめの色や塗料の種類をご紹介します。失敗しないためのポイントもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

和風住宅の外壁と相性の良い色

 

 

和風住宅や和モダン住宅と相性が良いのは、彩度(色の鮮やかさの度合い)が低い色やくすんだ色です。鮮やかな色や派手な色を選ぶと、せっかくの和の雰囲気が損なわれてしまうので注意しましょう。

 

・おすすめは日本の伝統色

和風住宅や和モダン住宅の外壁には、日本の伝統色である「和色」がおすすめです。とはいえ、日本の伝統色は460種類以上とも2,000種類以上とも言われています。ここでは色の系統別に数色ご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

赤系 浅蘇芳、一重梅、朱華、鴇色、臙脂色、撫子色、聴色、桃花色、珊瑚色、桜色など
青系 呉須色、青藍、薄浅葱、勝色、濃藍、白藍、藍鼠、御召御納戸、紺桔梗、勿忘草、甕覗など
緑系 柳色、山葵色、若葉色、薄緑、若菜色、若緑、深藍色、裏葉色、薄柳、山鳩色、松葉色など
黄系 麹色、枯野、大和柿、玉蜀黍色、蒸栗色、芥子色、砥粉色、女郎花、鳥の子色、桑染、玉子色など
茶系 黒柿、茅色、根岸色、錆利休、亜麻色、羊羹色、栗皮色、胡桃色、鶯茶、丁子色、桑色など
紫系 小紫、桑の実色、淡藤色、淡紅藤、至極色、二人静、藍色鳩羽、鳩羽色、梅紫、黒紅梅、紅藤など
黒白系 生成色、紺鼠、白百合色、空色鼠、小町鼠、柳鼠、白鼠、黒橡、利休白茶、黒鳶など

どの色も派手さはなく、和風の雰囲気を醸し出すことができる落ち着いた色ばかりです。白系、黒系、グレー系の無彩色をベースにして、アクセントカラーやアソートカラーとして伝統色を組み合わせるのもよいでしょう。

ただし、塗料の色と伝統色の名前が一致しないことや、同じ名前の色の塗料がない場合もあります。気に入った色があれば、似た色の塗料を探してもらえるか、また色の調合を頼めるかを塗装業者に相談してみてください。

 

・雰囲気を変えたくない場合は透明色

既存の外壁の色やデザインが気に入っていて雰囲気を変えたくない!という場合は、透明色の塗料を選ぶ方法もあります。また和風住宅には木材が多く使われているため、木材の天然の色合いや木目をそのまま活かしたい場合も透明色がおすすめです。

ただし次のような外壁には透明色の塗料は不向きなので注意しましょう。

  • 外壁が劣化してチョーキング現象が見られる場合
  • 光触媒塗料・フッ素系塗料・無機塗料などの特殊塗料が塗装されている場合
  • 外壁にキズやひび割れがある場合

外壁にチョーキング現象が見られる場合、透明色の塗料を使うとくすんだ仕上がりになる可能性があります。また、特殊塗料で塗装された外壁には透明色の塗料が密着しにくいため、使用しないのが一般的です。ただし透明色の塗料を使えるケースもあるので、まず塗装業者に確認してみてください。

透明色の塗料では外壁のキズやひび割れの修復跡を隠し切れないため、気になる場合は色付きの塗料を選ぶとよいでしょう。

 

和風住宅の外壁塗装におすすめの塗料

 

 

和風住宅や和モダン住宅の外壁塗装には次のような塗料がおすすめです。

  • 艶消し塗料
  • 意匠性塗料

・艶消し塗料

和風住宅や和モダン住宅の外壁と相性が良いのは、ツヤ(光沢)のない塗料です。艶消し塗料を使うとほとんど光を反射しないマットな仕上がりになるため、上品さや高級感を演出することができます。

また塗料の種類にもよりますが、「ツヤ消し」のほか「3分ツヤ」「5分ツヤ」「7分ツヤ」から選ぶことも可能です。ほんの少しツヤを出したい場合は「3分ツヤ」、適度に光沢のある外壁にしたいのであれば「5分ツヤ」など、仕上がりイメージに合わせて選んでみてください。

ただしツヤの見え方は太陽光の当たり具合などにより異なるため、実際のカラーサンプルなどで確認することをおすすめします。

 

・意匠性塗料

デザイン性の高い意匠性塗料も和風住宅や和モダン住宅におすすめの塗料です。意匠性塗料を使うと、外壁の質感や見た目などをほぼ理想通りに仕上げることができるため、外観にこだわりたい方から人気があります。

和風・和モダン住宅に向いているのは次のような塗料です。

  • 塗料に砂を混ぜた「ジョリパット」
  • 自然石のような風合いにできる「エレガンストーン」
  • 色の異なるチップを混ぜてある「多彩模様塗料」

また意匠性塗料には、耐候性や防カビ性、低汚染性に優れているなどの特徴があります。個性を演出したい、オリジナルの外観に仕上げたいという方は、意匠性塗料も検討してみてはいかがでしょうか。

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和風住宅の外壁塗装のポイント

 

 

和風住宅や和モダン住宅の外壁塗装では、次の点を押さえておきましょう。

  • 外観全体のバランスを考慮して「和」の雰囲気を壊さない色を選ぶ
  • 木材には木材用の塗料を選ぶ

この2点を覚えておくと外壁塗装で失敗しにくくなります。

 

・外観全体のバランスを考慮して「和」の雰囲気を壊さない色を選ぶ

外壁の色を選ぶときは、建物の外観全体のバランスを考慮することが大切です。屋根や雨樋などの付帯部、門扉、植栽、塀、カーポートなどの色と相性が良い日本の伝統色を選ぶとよいでしょう。

またツートンにするなど複数の色を使う場合は、相性の良い色同士を組み合わせると違和感なく仕上がります。カラーシミュレーションや色見本を使い、建物全体の色のバランスや実際の見え方を確認しておきましょう。

MAcoatでもカラーシミュレーションを使って、具体的なイメージが伝わるようにお話をさせていただいています。

 

・木材には木材用の塗料を選ぶ

和風住宅や和モダン住宅に多く使用されている木材部分には、木材用の塗料を選ぶのが一般的です。主な木材用の塗料には「浸透型」と「造膜型」の2種類があり、それぞれ特徴があります。

 

<浸透型塗料>

浸透型塗料は木材内部に浸透させて、内側から木材を保護する塗料です。塗膜が剥がれる心配がなく、木目の美しさや質感、調湿作用をそのまま活かすことができます。

ただし表面に塗膜を作らないため、防水性や耐久性に劣る点がデメリットといえるでしょう。

 

<造膜型塗料>

造膜型塗料は木材表面に塗膜を作って木材を保護する塗料です。木材の質感や木目などは失われますが、浸透型塗料に比べて耐久性や防水性に優れています。

紫外線や雨風の影響を受けやすく、見た目よりも耐久性が求められる箇所に向いている塗料です。

 

まとめ

 

 

和風住宅や和モダン住宅の外壁塗装のポイントは、和の雰囲気を醸し出す色をバランスよく使うことです。色選びで迷ったら、和風・和モダン住宅の外壁塗装例などを参考にするとよいでしょう。

もちろん、具体的な塗料の種類については、悩まずにプロの業者に相談することをおすすめします。

 

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