壁紙の張り替えはDIYでもできる？知っておきたい基礎知識！

COLUMN
MAcoat の豆知識

2021.5.17

「部屋の壁紙の汚れが気になる！そろそろキレイにしたい」

「壁紙を張り替えてイメージチェンジしたい」

お部屋のイメージがガラッと変わる壁紙の張り替え。最近はDIYで行う人も増えてきましたね。

壁紙の張り替えはおうちリフォームDIYの中でも、専門的な技術がなくてもできる作業のひとつといえるでしょう。

DIYで張り替えをするなら、事前に基礎知識やコツを知っておくと安心です。

今回は、張り替えに使う壁紙の種類や施工方法、壁紙の張り替えをDIYでするのに揃えたい道具などをご紹介します。

壁紙の種類

張り替えに必要な壁紙は、「国産壁紙」と「輸入壁紙」の２種類があります。

	国産壁紙	輸入壁紙
価格	360円～2,500円（税別）/ｍのものが多い	1,000円（税別）/ｍのものや5,000円（税別）/ロールのものなどがある。全体的に価格は高め
規格	幅９２ｃｍのタイプが多いみみがある	幅５０～６０cmのタイプが多いみみがない
のり	のり付きとのりなしがある	のりなし
購入単位	１ｍ単位	１ロール単位と１m単位がある
デザイン性	比較的落ち着いたデザインが多い	斬新な柄など種類豊富
素材と裏地	表：ビニール素材裏：紙	表：ビニール素材・紙裏：フリース・紙

■壁紙の選び方のポイント

コストを抑えたいなら国産壁紙がおすすめですが、よりオリジナル性を求めるならデザイン豊富な輸入壁紙を選ぶとよいでしょう。

また国産壁紙は裏に「のり」がついているものが多く、比較的扱いやすいと言えます。

「のり」のついていない壁紙は、貼っても剥がせるのりや両面テープを使ったり、ホチキスで留めることもできるため、賃貸のお部屋で張り替えしたい場合にもおすすめです。

壁紙の張り替え方法

壁紙の張り替え方法は、「既存の壁紙を利用するかしないか」と「壁紙の種類」によって異なります。

■既存の壁紙をはがして施工

既存の壁紙をはがすなど、まず下地処理を行います。

その後、のり付きの壁紙はそのまま貼れますが、のり無しの壁紙の場合は、壁紙の裏面や壁面にのりなどを使って貼ることになります。

■既存の壁紙の上にそのまま貼る

のり付きの壁紙を使う場合は、既存の壁紙に直接貼ることができます。

のり無しの壁紙を使う場合、次の４通りの方法があります。

壁紙の裏面にのりを付けて貼る
既存の壁紙にのりを付けて貼る
既存の壁紙にマスキングテープを貼り、両面テープを使って壁紙を貼る
既存の壁紙にホチキスで留める

よりキレイな仕上がりにするには、ちょっと大変でも既存の壁紙をはがして、新しい壁紙をのりで貼り付ける方法がおすすめです。

また両面テープやホチキスを使う方法よりも、のりで貼る方法のほうが比較的簡単にできますよ。

壁紙の種類にもよりますが、「これならDIYでもできそう！」という方法を選ぶとよいでしょう。

壁紙の張り替えに必要な道具

壁紙と「のり」さえあれば張り替えできる、というわけではありません。

壁紙の張り替えに必要な主な道具は次の通りです。

■壁紙の張り替え作業に必要な道具（のり付き壁紙使用の場合）

カッター・はさみ・・・壁紙をサイズに合わせてカットする
なでバケ・・・貼り付けた壁紙の内部の空気を押し出す
竹べら・・・貼り付けた壁紙に折り目をつける
地べら・・・貼り付けた壁紙をまっすぐカットする
ジョイントローラー・・・壁紙同士をしっかり圧着させる

その他、雑巾やビニールシートなどがあると片付けが便利です。

また高いところの作業用に、脚立も用意しておきましょう。

のり無しの壁紙の場合は、のりやのりバケット、ローラーなど、ホチキスを利用する場合はホチキスなどが必要です。

■下地処理をするならこんな道具も必要

既存の壁紙をはがす場合は、次の道具も必要になります。

パテ・・・下地の段差を埋めて壁を平らにする
パテべら・・・パテを伸ばす・不要なパテを取り除く
紙やすり・・・乾燥したパテを平らにする

DIYで壁紙の張り替えをするメリット・デメリット

最後に、壁紙をDIYでする場合のメリット・デメリットをまとめました。

自分でやってみよう！という方は、参考にしてみてください。

■壁紙の張り替えをDIYでするメリット

費用を安く抑えることができる

DIYで壁紙の張り替えをする最大のメリットは、費用を安くできること。

例えば６帖の部屋の壁紙をDIYで張り替えると、壁紙にもよりますがおよそ15,000円前後で済みます。

一方、専門の会社に依頼した場合の費用は45,000円前後。

だいたい30,000円ほど出費を抑えることができるので、リーズナブルにリフォームできるといえます。

イメージ通りにならなくてもいい経験になる

プロではないので、イメージ通り完璧な仕上がりにするのは難しいでしょう。

しかし一度行うことで良い経験となり、次はもっとうまくできるようになるかもしれませんよ。

■壁紙の張り替えをDIYでするデメリット

失敗する可能性がある

壁紙が波打ってキレイに貼れない、はみ出たのりが変色する、端っこがはがれてくるなど、失敗してしまう可能性があります。

疲れる

慣れない壁紙の張り替え作業は、時間も体力も使います。

脚立に乗って高いところで行う作業もあるため、相当疲れるということを覚えておくといいでしょう。

まとめ

壁紙の張り替えは、DIYでもできない作業ではありません。

しかし、道具をそろえたり実際に張り替えするとなるとかなり大変かも・・・

もしも自分では無理！と感じたら、中途半端に手を付ける前に専門業者さんに相談することをおすすめします。もちろん！MAcoatでも、壁紙の張り替えのご対応をしております（＾＾）

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