2021.4.4
ガーデニングスペースやバルコニーなど、さまざまな場所に設置されているウッドデッキ。
定期的に修理したり塗装することで美しい外観を保ち、長持ちするようになります。
ウッドデッキの塗装は屋根修理などと異なり、DIYでも比較的きれいに仕上げることができますが、やはりプロにお任せするのが安心です。
この記事では、ウッドデッキ塗装に使う塗料や、DIYで塗装する際のポイントなどをご紹介します。
家をおしゃれに見せてくれるウッドデッキは、屋根や外壁と違って木材でできています。
屋外にあるので雨風にさらされ紫外線を浴び、放っておくとどんどん劣化が進んでしまう部分でもあります。
ウッドデッキの耐久性を保ち、美しい状態をキープするには、定期的な塗装メンテナンスが必要。
特に日本は湿度が高いため、耐久性の高い木材を使ったとしても床材が腐ってしまうことがあるのです。
塗装をするタイミングの目安は、およそ3~5年に1回。
太陽光にあたりやすい場所や雨にさらされやすい部分などは、1~2年程度で塗装メンテナンスするといいでしょう。
ただし、使用している木材や塗料によって目安は異なりますのでご注意ください(^^)
DIYでウッドデッキを塗装する場合、重要なのは塗料選びです。
ウッドデッキの塗料は次の2種類があり、機能や仕上がりが異なります。
①浸透タイプ
木材内部に浸透して木材が腐るのを防ぐ、内部からガードする塗料。
表面に膜を作らず木目が残るので、木材の手触りや風合いをそのまま活かしたい場合に向いています。
ただし塗膜がないため、効果を持続させるには定期的にメンテナンスする必要があります。
②造膜タイプ
木材の表面に塗膜を作り、外部からガードする塗料。
ペンキを塗ったような仕上がりになるため木目は隠れますが、汚れや傷も隠すことができます。
しかし塗膜が劣化してヒビ割れや剥がれが起きた場合、雨水が浸入して内部が腐ってしまう原因に。
ウッドデッキの塗料は、塗膜を形成する主成分を溶かしているものによって、「水性塗料」と「油性塗料」の2種類に分けられます。
「水性塗料」は塗料を水で溶かしたものです。
塗料を薄めるには水を使うためニオイが少なく、扱いやすいというメリットがあります。
デメリットとしては、乾燥させるのに時間がかかることや、表面がけば立ちやすくなること、油性塗料と比べて耐久性が低いことなどが挙げられます。
「油性塗料」は塗料をシンナーなどの有機溶剤で溶かしたものです。
使用時はペイント薄め液やシンナーで薄めるため、どうしてもニオイがきつくなります。
しかし雨水に強い、塗料密着が良い、すぐ乾く、耐久性に優れているというメリットがあります。
MAcoatがおすすめする塗料は「KREIDEZEIT プラネットカラー」です。
プラネット・ジャパンとドイツ・クライデツァイト社との共同開発で生まれたこの塗料は、100%天然植物油と植物性ワックスを使用した純・自然塗料。
自然にこだわった製造方法で、環境にやさしいのが特徴です。
浸透タイプの1回塗りですが、耐久年数約5年と比較的耐候性が良く、実際の仕事でも未塗装の無垢材などにおすすめしています。
一般的な塗装の手順は次の通りです。
雑巾で水拭きしたり、高圧洗浄機などを使ってカビや汚れ、藻などをきれいに洗浄します。
木を十分に乾燥させてから次の手順へ進みます。
研磨紙(サンドペーパー)や電動サンダーなどを使い、下地を整えていきます。
古い塗料やカビなどをしっかり取り除くことで新しい塗料がなじみやすくなり、ムラなくきれいな仕上がりになりますよ。
このとき、釘や金具などに不具合がないかも確認しておきましょう。
塗料がついたら困る部分に、マスキングテープやシートなどを利用して養生をしておきます。
ウッドデッキに接している外壁や近くにある植物、またアスファルトの部分などもシートなどで覆っておくと作業しやすくなりますよ。
1回目の塗装、下塗りをします。
刷毛やローラーなど道具を使い分け、塗りにくい部分→面積の広い部分の順に塗装していきます。
下塗りが乾燥したら、2回目の塗装「上塗り」をしていきます。
2回でキレイな色が出ない場合は3回目の塗装をしましょう。
ウッドデッキの塗装は、やり方次第で仕上がりが大きく異なります。
塗装するときに覚えておきたいポイントと注意点をまとめました。
塗装を始める前に、まず塗料缶(容器)をよく振り、中身を混ぜます。
缶の底に色素成分が沈殿しているまま使用すると色ムラが出やすく、きれいな仕上がりになりません。
缶を開けてから、混ぜ棒などでさらによく混ぜてから使用しましょう。
端っこや床板と床板の隙間など、細かくて塗りにくい部分から塗装していくと作業しやすく、きれいな仕上がりになります。
面積の広い部分は木目の方向に沿って刷毛やローラーを動かし、1枚ずつ丁寧に塗装していきましょう。
1回で仕上げようとたっぷりの塗料を塗布するとムラになりやすく、なかなか乾かないことも。
塗装が完全に乾いたら2回目、3回目と分けて塗布すると、発色がよくなります。
また2~3回にわけて塗布すると均一な厚い塗膜となり、耐久性も高まりますよ。
ある程度の塗料は木材に浸透しますが、表面に余分な塗料が残っているとムラのある仕上がりになりがちです。
「浸透タイプ」ならウェスなどでふき取るようにし、「造膜タイプ」なら周りに塗り伸ばすようにします。
塗料缶に記載してある説明をよく確認し、塗料タイプに合った塗り方をしましょう。
ウッドデッキの塗装をする場合、天気についても確認しておく必要があります。
理想は塗装前3日間&塗装後3日間晴れていること!
塗装前に木部をしっかり乾燥させ、施工後の塗料を完全に乾燥させるためです。
ウッドデッキの塗装をするなら、天気予報もチェックしておきましょう。
ウッドデッキ塗装は、DIYでもできないことはありません。
しかし塗装のポイントや注意点をみると、ちょっとハードルが高いかもしれませんね。
自分できれいに仕上げる自信がない方や、ウッドデッキが大きくて一人では対処できないような場合は、専門の業者さんに相談してみてください。
もちろん!MAcoatでも、ウッドデッキ塗装のご対応をしております(^^)
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