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MAcoat の豆知識

外壁塗装は秋が最適?塗装と季節の関係①

2020.10.24

「外壁リフォームをしたいけど、適切な時期がわからない…」という方も少なくないのでは。日本には四季があるので、気温や湿度、雨が多いなど季節によって気候が違いますよね。一般的には「外壁塗装は秋がベストシーズン」といわれますが、これには理由があるんです。

この記事では外壁塗装と気候の関係や、秋に行うメリット、デメリットなどをご紹介します。

 

外壁塗装に適した条件がある?

 

 

外壁塗装に使用する塗料は、「しっかり乾かすこと」で効果を十分に発揮できます。そのため気象や環境など、「外壁塗装に適した条件」というものがあります。

 

・外壁塗装に適した気象条件

 

 

外壁塗装で重要な役割を果たすのが、塗料です。塗料には最適な気象条件があり、条件を満たしていないと塗装作業を行えません。

 

①気温5度以上

塗料の効果を十分に発揮させるための最適な気温は15~30度で、塗装場所の気温が5度以上ないと塗装はできないとされています。気温が5度を下回ると、塗料が完全に乾燥するまでに極端に時間がかかり、乾燥するまでに凍ってしまう恐れもあります。

 

②湿度85%未満

湿度85%以上というと、空気がかなり水分を含んでいる状態ですよね。塗料が乾燥しにくく、変色や塗膜の形成不全を起こす可能性が高いため、湿度が85%以上では塗装作業できません。また、乾くまでの間に水滴やほこりが付着しやすく、塗料自体が垂れてしまうこともあります。

 

・外壁塗装に向かない気象条件

 

 

次のような条件下で外壁塗装を行うと、施工不良などのトラブルにつながる可能性が高くなります。

 

①雨や雪の日

雨の日は湿度が85%を超えることが多く、塗料が乾きにくくなります。雨水が混じってしまうと塗料が垂れてきたり、乾燥させたとしても本来の塗料の効果を発揮できず、すぐに剥がれてしまうことも。

また茨城県水戸市周辺ではほとんど見られませんが、雪の日も気温が5度以下となっているため、やはり塗装には不向きです。

 

②強風、潮風

風が強い日にはごみやほこりが飛びやすく、塗料に付着する可能性が高くなります。強風により作業に必要な足場が揺れたり、養生シートが飛んでしまう、なんていう可能性も…。

そして海に近いなどお住まいの地域によっては潮風の影響を受けやすいため、外壁の洗浄を徹底する、耐塩性・耐久性の高い塗料を使うなど塩害対策をしっかり行ってくれる塗装会社さんを選ぶことをすすめします。

 

③外壁面の結露

空気中に含まれる水分が、温度差により水滴となって外壁面に付着してしまうことがあります。外壁面が湿っていると塗料がしっかり密着しないため、すぐに剥がれる原因になることも。そのため結露の発生しにくい時期や時間帯を選ぶなどの注意が必要です。

 

・塗装作業の時間帯

 

外壁塗装では、塗装作業をする時間帯にも注意が必要です。

一般的には朝8時半頃~夕方5時頃の間に作業を行いますが、季節によっては朝の気温がかなり低くなるため、結露が発生しやすくなります。また日の入りが早い季節では、他の季節と比べると同じ夕方4~5時でも明るさが違いますよね。薄暗くなる時間帯に塗装作業をすると、塗りムラや塗り損ねなどの原因になってしまうこともあります。

ただし塗装作業の環境を整えて夜間に作業を行う塗装会社さんもいますので、契約の際に作業時間についても確認しておくといいでしょう。

 

・外壁塗装に不向きな時期に起こりやすいトラブル

 

 

外壁塗装に適さない時期に作業を行うと、主に次のようなトラブルが起こりやすくなります。

 

  • 塗料が垂れる、流れ落ちる
  • 色がにじむ、濁る
  • 塗りムラ、塗り残りが発生する
  • 塗料が剝がれやすくなる
  • 塗料の耐水性や遮熱性などの効果を十分に発揮できない
  • 塗料が乾くまでの時間がかかるため、工期が長引くことがある

 

外壁塗装に最適の時期に作業を行うことで、これらのトラブル防止につながります。

 

秋に行う外壁塗装のメリットとデメリットとは?

 

 

「外壁塗装は秋がベストシーズン」とはいわれますが、デメリットもあります。

ここでは、考えられるメリット・デメリットをご紹介していきましょう。

 

・秋に外壁塗装を行うメリット

 

①天候が安定している

秋は気温、湿度ともに安定していて、外壁塗装に適した気象条件を満たす日が多い時期です。塗料をしっかり乾燥させることができるため、工事日程通りに作業を進めやすいといわれています。

 

②作業しやすい気候

気温が高すぎず低すぎず過ごしやすい季節である秋は、職人さんにとっても作業しやすい気候であるといえるでしょう。

 

③ストレスが減る?

養生シートで家を覆うため、工事期間中は窓を開けられない(換気できない)、室内が暗くなるなど不便なこともありますが、スケジュール通りに作業が進めばストレスを感じる期間が短くなるといわれています。

 

 

・外壁塗装を秋に行うデメリット

 

①台風のリスク

気候が安定しているとはいえ、秋は台風シーズン。台風により工事が中断され、工期が長引いてしまうこともあります。気象(台風)情報をよくチェックし、塗装会社さんと相談しておくこといいでしょう。

 

②早めの依頼が必要

ご紹介してきた通り、秋は塗装作業に適した季節、つまり塗装工事に人気の季節です。そのため塗装会社さんの多くは予約がいっぱいで、希望の日程で工事を行えないこともあります。

秋に外壁塗装工事を行いたい場合は、早いうちから優良会社さんを探しておく、秋に工事をしてもらえるのか確認するなど、余裕をもって行動することをおすすめします。

 

秋に行う外壁塗装まとめ

 

外壁塗装に適した気象条件を考えると、秋がベストシーズンといえるでしょう。ただしそれぞれの季節に応じて適切な作業を行えば、1年を通して外壁塗装工事は可能です。信頼できる塗装会社さんを選び、事前によく相談しておくと安心ですよ。

 

 

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