2020.8.1
外壁のリフォームはいつ行うのがベストなのでしょうか。
特に初めて外壁塗装を行う方にとっては「いつ」が良いのか悩むところですよね。
いきなり結論ですが、外壁塗装には「するべきタイミング」や「適した季節」などがあります。
事前に外壁塗装に最適なタイミングを知っておくと、訪問販売や悪徳業者などの勧誘があったとしても、慌てないで対応することができます(^^)。
今回は外壁リフォームに適したタイミングについてご紹介していきます。
外壁リフォームには決して安いとはいえない費用がかかるので、失敗しないためにはベストな時期を知っておく必要があります。
一般的に、外壁リフォームのタイミングは10年に1度が目安といわれています。
これは新築した際や前回リフォームしたときに使用した外壁素材や塗料の寿命が関係しています。
すべての塗料には寿命=耐用年数がありますが、塗料の種類や、1年を通して温暖で湿度が高い、あるいは雪が多い、台風が来る回数が多いなど環境によって寿命が異なることが分かっています。
つまり10年を過ぎても劣化しにくい塗料もあれば、10年未満で劣化が始まる塗料もあるということです。
そのため築年数10年前後で外壁の劣化状態をチェックする必要があるのです。
現在使っている外壁の寿命がわからない場合は、見積書などで塗料の種類を確認することができます。
外壁リフォームが必要かどうかは、外壁の状態を見て判断することもできます。
次のような症状が出ていないかどうかチェックしてみるといいでしょう。
〇つやがない・色褪せしている
外壁を見なおしたとき、「はじめ、こんな色だったっけ?」と思うことがあるかもしれません。
色が変化するのは、外壁の耐久性が低下しはじめている証拠です。
すぐに対処しなければならないレベルではありませんが、建物の見栄えが悪くなってしまいます。
しばらくは様子をみても問題ない状態ですが、放置しておくと劣化は進むため、2~3年以内にリフォームすることを検討しておくとよいでしょう。
〇汚れ
外壁は毎日外気にさらされているため、セルフクリーニング機能のついた塗装などを使用していないと、どうしても雨やほこり、排気ガスなどで汚れていきます。
汚れによってもまた見栄えが悪くなりますが、いますぐ塗装しなおさないといけない状態ではありません。
ただし汚れを放置しておくとカビやコケ、藻などが繁殖しやすく、塗料の効果が低下して外壁の寿命を縮める可能性があるため、定期的に洗浄するなどの処置が必要といえます。
洗浄する場合は外壁の素材に合った方法を選ぶなどの注意が必要です。
〇カビ・コケ・藻
汚れを放置していると、やがてカビやコケ、藻などが繁殖しはじめます。
汚れよりも目立つため建物の見た目がさらに悪くなり、塗料の劣化を早めることにつながるので、やはり定期的な洗浄などの処置が必要といえます。
急ぐ必要はありませんが劣化は始まっているため、2~3年以内のリフォームを検討しておくといいでしょう。
〇チョーキング現象
外壁を触ったら手が白くなった、触れた部分の洋服が白く汚れたというような経験はないでしょうか。
「白亜化現象」とも呼ばれ、塗料に含まれている合成樹脂の成分が雨や紫外線によって分解され、塗料の色成分である顔料がチョークの粉のようになって出てくる現象です。
放置すると塗料によってできる膜「塗膜」が剥がれるようになり、肝心の防水機能がどんどん低下していきます。
雨漏りやひび割れなどの原因になるため、早めのメンテナンスを検討するといでしょう。
〇ひび割れ
塗料が劣化し「塗膜」が薄くなるとひび割れが発生しやすくなります。
髪の毛程度のひび割れであればまだ致命的ではありませんが、放置するとやがて大きなひび割れに発展する恐れがあります。
大きなひび割れからは雨水や虫などが侵入しやすく、雨漏りやシロアリの発生、外壁の腐食などにつながるため、早めにリフォームすることをおすすめします。
〇浮き・剥がれ
外壁と塗装の間に空気や水が浸入すると、塗膜が膨らんできたり剥がれ落ちたりすることがあります。
すでに防水効果は低下しており、外壁の保護が不完全な状態ですので、やはり早めのリフォームを検討するとよいでしょう。
〇コーキング(つなぎ目)の劣化
外壁にサイディング材を使用している建物では、サイディングボード同士のつなぎ目をゴム状のもので埋めています。
このゴム状のものはコーキング(シーリング)といって、一般の塗料と同様に寿命があり雨や紫外線により劣化します。
劣化するとひび割れや隙間などが見てわかるようになり、外壁の内部にまで雨水が侵入する恐れがあるため、外壁だけでなくつなぎ目も確認するとよいでしょう。
外壁リフォームは、基本的には1年を通して行うことができるのですが、季節によってメリット・デメリットがあり、適した季節・適さない季節があります。
外壁塗装では塗料を塗り、きちんと乾燥させることが重要です。
作業中に雨が降ると乾かないだけでなく、塗料がすぐ剥がれたり作業日数が長引くなどのデメリットがあります。
そのため梅雨など雨の多い時期は不向きであるといえます。
(今年の梅雨は特に長かったですね…)
塗装作業では、気温5度以下、湿度が85%以上、雨天時の気候は適さないといわれています。
これは塗料をしっかり外壁に密着させるための条件で、無理に作業を行うとすぐに不具合が出てしまう可能性があります。
気温・湿度とも安定している春・秋、梅雨以外の時期が適していますが、お住まいの地域によっては台風や雪などの影響もあり環境が異なるため一概にはいえません。
地域の気候の特徴や雨に注意することが重要といえるでしょう。
外壁リフォームは行うタイミングも大切です。
劣化した外壁を放置しておくと大変危険ですので、一度外壁を見て確かめてみてはいかがでしょうか。
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