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【プロが教える】雨漏りを防ごう!梅雨の前にやっておきたい外壁チェック

2025.5.15

梅雨の時期になると雨漏りトラブルが起こりやすくなります。雨漏りが進行すると建物の内部にまでダメージを与える恐れがあるため、梅雨の前に雨漏り予防をしておくと安心です。

今回は、梅雨の前にやっておきたい外壁のチェックポイントをご紹介します。雨漏りトラブルを防ぐためにもぜひ参考にしてみてください。

チェックポイント①外壁の色あせ・変色・チョーキング現象

外壁に色あせや変色、チョーキング現象が発生しているときは、塗膜の防水効果が低下しているサインです。すぐに雨漏りにつながるレベルではありませんが、塗り替えをして防水性を高める必要があります。

塗膜は雨や紫外線の影響で劣化が進むため、日当たりのよい箇所や雨が当たりやすい箇所を重点的に確認しましょう。

チェックポイント②外壁のカビ・藻・コケ

日当たりが悪く風通しの悪い箇所、また樹木に近い箇所などには、カビや藻、コケが発生することがあります。カビや藻、コケが繁殖するのは外壁の表面で、建物の構造体に悪影響を与えることは基本的にありません。

しかし塗膜が劣化して防水性が低下している可能性があり、その場合は雨水が浸入しやすくなるので注意が必要です。建物の美観を損ねるだけでなくカビ類が健康被害を及ぼすこともあるので、早めにメンテナンスすることをおすすめします。

チェックポイント③外壁のひび割れ(クラック)

外壁表面にひび割れ(クラック)が発生していると雨水が浸入しやすくなります。ひび割れの程度による緊急度は以下の通りです。

・ヘアクラック(危険度★☆☆☆)

ヘアクラックは幅0.3mm以下の細かいひび割れです。緊急度は高くありませんが塗膜の防水性が低下している可能性があるため、補修や塗り替えを検討しましょう。

・構造クラック(危険度★★☆☆~★★★★)

構造クラックは0.3mmを超えるひび割れで、雨水が浸入して雨漏りを引き起こす可能性があります。ただし幅1mm以上の場合はすでに雨水が建物内部に侵入している可能性が高いです。大きなひび割れに気づいたら早急に専門業者に点検・補修を依頼しましょう。

また、「ひび割れがあるけど補修が必要かどうかわからない」という場合も専門業者に点検してもらうと安心です。

チェックポイント④塗膜の剥がれ

塗膜の浮き・膨れ・剥がれも防水性が低下しているサインです。特に塗膜が剥がれている箇所からは雨水が浸入しやすく、雨漏りのリスクが高まるので注意しましょう。

なお塗膜の浮きや剥がれは経年劣化だけでなく、施工不良によって発生することもあります。技術力があり信頼できる塗装業者にメンテナンスを依頼することをおすすめします。

チェックポイント⑤コーキング(シーリング)の劣化

コーキング(シーリング)の劣化も雨漏りの原因のひとつです。

コーキングは外壁材同士のつなぎ目や窓・サッシ周り、配管周りなどにあるゴムのような部分で、紫外線や温度変化などにより劣化します。特に窓やサッシ周りは雨漏りが発生しやすい箇所なので注意しましょう。コーキングの劣化度合いによる危険度は以下の通りです。

・軽度の劣化(危険度★☆☆☆☆)・・・コーキングが硬化して弾力性を失っている、縮んでいる、細かいひび割れが発生している

・中程度の劣化(危険度★★★☆☆)・・・深いひび割れが発生している

・重度の劣化(危険度★★★★★)・・・コーキングが剥がれてすき間ができている

軽度の劣化の場合は補修メンテナンスを検討するタイミングといえます。しかし、中程度~重度の劣化症状が見られる場合は雨漏りリスクが高いため、早急に補修メンテナンスを依頼しましょう。

⑥そのほかのチェックポイント

雨漏りを防ぐには以下のような箇所もチェックしておくと安心です。

・雨どいと排水口

雨どいやベランダの排水口が詰まっていると、排出されずにあふれ出た雨水が外壁を伝わり、防水機能が低下している部分から建物内に進入することがあります。雨どいや排水口にゴミや落ち葉、泥などが溜まっていないか、また雨どいが壊れていないか確認し、梅雨前に清掃や修理を行いましょう。

・ベランダやバルコニーの床

ベランダやバルコニーの床表面に劣化症状が出ている場合、その下にある「防水層」が劣化している可能性があります。防水層が劣化すると雨水がしみ込みやすくなり、雨漏りにつながることがあるので注意が必要です。バルコニーの床表面にひび割れや浮き、剥がれなどの劣化サインが見られたら、補修・防水工事を検討しましょう。

・取り合い

「取り合い」は外壁と屋根、外壁とベランダの手すり壁など、異なる部材同士が接合する部分のことです。継ぎ目を埋めているコーキングや、取り合いからの雨水の侵入を防ぐ「水切り金具」が劣化していると、雨水が入り込んで雨漏りが発生しやすくなります。このような個所は意外と見落としがちなので、梅雨に入る前にチェックしておきましょう。

なお、屋根などの高いところの点検はプロの業者に依頼するのが一般的です。はしごを使わなければ確認できないような場合は、無理をせず専門業者に相談してください

雨漏りリスクが高いのはココ!

日本住宅保証検査機構(JIO)の調査によると、新築木造住宅の保険事故の95.4%を雨漏りが占めていました。なお、雨水の侵入部位の割合は以下の通りです。

これを見ると、取り合い部や開口部は屋根や外壁よりも雨水が浸入しやすいことが分かります。

まとめ

雨漏りを放置するとカビやシロアリの発生、建材の劣化、漏電、健康被害などのリスクが高まります。梅雨本番を迎える前に雨漏りしそうな箇所を確認し、不具合に気づいたら早めに専門業者に相談しましょう。

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