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錆止め塗装の効果とは?塗装のタイミングや手順を解説

2025.1.20

外壁や屋根の塗り替えの際、鉄部には錆止め塗装を行うのが一般的です。今回は、錆止め塗装の効果や塗装タイミング、塗装手順などについてご紹介します。外壁・屋根の塗りかえを検討している方や、錆が出て気になっている!という方は、ぜひ参考にしてみてください。

錆止め塗装とは?

錆止め塗装は鉄部の錆の発生(金属の腐食)を防ぐための塗装です。錆止め塗装には以下のような効果があります。

  • 錆の発生・再発を防ぐ
  • 建物の耐久性を高める
  • 美観を向上させる

・錆の発生・再発を防ぐ

錆止め塗装の効果のひとつは、錆の発生・再発の防止です。

錆止め塗料を塗布すると鉄部表面に防錆皮膜が形成され、錆の発生原因である空気(酸素)や水分、塩分などを遮断します。その結果、錆が発生しにくくなるのです。

また、すでに発生した錆の進行を遅らせる効果も期待できますが、完全に抑えることはできないので注意しましょう。

・建物の耐久性を高める

錆止め塗装を行うと建物の耐久性が高まります。錆は建物の強度を低下させ、倒壊のリスクを高める要因のひとつです。建物の耐久性を高めてお住まいの寿命を延ばすためにも、定期的に錆止め塗装を行いましょう。

・美観を向上させる

錆止め塗装を行うと建物の美観が向上します。

錆が発生しているお住まいは見た目が悪く、「手入れをしていない家」「老朽化した家」という印象を与えがちです。部分的な塗装も可能ですが、外壁全体あるいは外壁+屋根というように建物全体の塗装を行うと、より美しく統一感のある外観になります。

錆止め塗装が必要な場所

以下のような箇所は錆が発生しやすく、錆止め塗装が必要です。

  • 外壁・屋根の鉄部
  • 外壁・屋根以外の鉄部(換気フード、シャッターボックス、雨樋、ベランダの手すり、ポスト、フェンス、屋外鉄骨階段、門扉など)

また、錆止め塗装が有効な素材には次のようなものがあります。

  • ガルバリウム鋼板
  • 亜鉛メッキ
  • アルミ
  • ステンレス

お住まいのどこに錆止め塗装が必要なのか、どんな錆止め塗料が適しているのか分からないという方は、塗装業者に相談してみてください。

錆止め塗装のタイミング

塗膜に劣化症状が見られたら錆止め塗装のタイミングといえます。以下のような症状が見られる場合は錆止め塗装を検討しましょう。

  • チョーキング現象
  • 塗膜のひび割れ・剥がれ
  • 錆の発生

なお、多くの方が屋根や外壁塗装のタイミングで錆止め塗装を行っています。

・チョーキング現象

塗膜に「チョーキング」と呼ばれる現象が見られたときは、錆止め塗装を検討するタイミングです。チョーキング現象は塗膜の劣化、つまり塗膜の防水機能の低下を示しています。

水分の付着による錆の発生を防ぐためにも、チョーキング現象が見られた時点で錆止め塗装を行うと安心です。

・塗膜のひび割れ・剥がれ

塗膜にひび割れや剥がれといった劣化症状が出ているときも錆止め塗装のタイミングです。ひび割れや膨れ、剥がれはチョーキング現象を放置すると見られるようになる症状で、より錆が発生しやすい状態といえます。ひび割れや剥がれに気づいたら早めに塗り替えを検討しましょう。

・錆の発生

すでに錆が発生している場合は、早急に錆止め塗装(塗り替え)を行う必要があります。錆を放置すると、鉄部に穴があく→雨漏りする→シロアリが発生する…と悪化していき、やがて建物の強度や耐久性に悪影響を及ぼす可能性が高いです。

軽度であれば錆止め塗装により錆の再発防止・腐食の進行抑制効果が期待できるため、早めに塗装業者に相談することをおすすめします。

錆止め塗装の手順

錆止め塗装の手順は以下の通りです。

  1. 高圧洗浄
  2. ケレン作業
  3. マスキング
  4. 錆止め塗装(下塗り)
  5. 仕上げ塗装(中塗り・上塗り)

それぞれ簡単に説明します。

・高圧洗浄

高圧洗浄機を使って塗装面に付着したほこりや汚れ、粉化した塗膜などを洗い落とします。

・ケレン作業

ブラシやサンドペーパー、電動工具などを使い、古い塗膜や錆を除去して塗装面を整えます。ケレン作業は錆止め塗料の密着性を高めるための重要な工程です。

・マスキング

マスキングテープや養生シートなどを使って、塗料がついたら困る部分をカバーします。

・錆止め塗料で下塗り

ローラーやブラシなどを使い、錆止め塗料で下塗りを行います。錆止め塗料には赤茶、黒、白、グレーなどの色があり、仕上げ塗料の色に合わせて選ぶのが一般的です。

・仕上げ塗料で中塗り・上塗り

仕上げ塗料で中塗り・上塗りを行います。防錆効果を高め、耐久性・美観を向上させることが主な目的です。

錆止め塗装はDIYでできる?

錆止め塗装はDIYでも可能です。作業に必要な道具や塗料をそろえて正しい手順で行えば、DIYでもできないことはありません。

ただし塗装範囲や劣化状態などにより難易度は大きく異なります。

たとえば錆があまり発生しておらず部分的な塗装であれば、DIYでのメンテナンスも難しくないでしょう。しかし鉄部の腐食が進んでいる場合や、塗装範囲が広く高所作業が必要といった場合は難易度が高いため、DIYでの作業はおすすめできません。

無理をせず、専門知識と技術力・経験の豊富な塗装のプロに依頼すると安心です。

まとめ

錆の発生を防いで建物の寿命を延ばすには、定期的な錆止め塗装が欠かせません。塗膜に劣化症状が見られたら塗り替えを検討しましょう。

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