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外壁塗装後の塗膜に見られるピンホールは施工不良?

2023.10.6

外壁の塗膜の表面に見られるぽつぽつとした小さな穴を「ピンホール」といいます。

針で刺した跡のようなごく小さな穴で、1つ、2つ…と数えられる程度であれば大きな問題はありません。しかし、塗膜にピンホールが多数発生している場合は施工不良が原因である可能性が高く、注意が必要です。

今回は、外壁塗装のあとに発生するピンホールについてご紹介します。ピンホールの原因や、ピンホールを見つけたときの対処法などをまとめました。

 

 

外壁塗装のピンホールとは?原因は施工不良

 

 

外壁塗装におけるピンホールとは、塗膜表面に現れる1ミリ~数ミリ程度の小さな穴のこと。施工不良によって発生するケースが多く、ピンホールの数や大きさによっては補修や再塗装が必要となります。放置すると見た目が悪くなるだけでなく、塗膜の剥がれや外壁の劣化につながる恐れがあるためです。

ピンホールは塗装工事直後ではなく1週間~10日後くらいに発生しやすいので、工事完了後の2週間程度は外壁表面をチェックしておくとよいでしょう。

 

ピンホールはなぜ発生する?考えられる4つの原因

 

 

塗膜表面にピンホールが発生する主な原因は次の4つです。

  • 塗料の乾燥時間が不十分だった
  • 下地処理が不十分だった
  • 塗料の希釈率が間違っていた
  • 塗装環境が不適切だった

・塗料の乾燥時間が不十分だった

塗料の乾燥時間が不十分な場合、ピンホールが発生しやすくなります。外壁塗装での塗装回数は、基本的に下塗り・中塗り・上塗りの3回。このとき、先に塗った塗料を十分に乾燥させてから重ね塗りしなければいけません。乾燥時間が不十分なまま重ね塗りすると、塗膜内部の水分が乾燥するときに上塗りした塗料に穴をあけてしまうため、ピンホールが発生しやすくなるのです。

また、塗膜が薄すぎる・厚すぎるなど、塗料の量が不適切な場合もピンホールができやすくなります。

 

・下地処理が不十分だった

塗装工程の前に行う下地処理が不十分な場合もピンホールが発生しやすくなります。下地処理とは、高圧洗浄やひび割れ・凹凸の補修、サビ・汚れ落としなどの作業です。ひび割れや穴、汚れ、サビなどが残った状態で塗装すると、わずかな隙間に空気が残り、空気が抜けるときに塗膜に穴があくことがあります。塗料をしっかり密着させて塗膜の剥がれやピンホールの発生を防ぐためにも、丁寧に下地処理を行うことが大切です。

 

・塗料の希釈率が間違っていた

水やシンナーなどを混ぜてから使う塗料の場合、希釈率(薄める割合)が不適切であるとピンホールが発生することがあります。塗料の種類ごとに定められた希釈率を守らないと、塗料本来の力を発揮できない、塗膜が長持ちしないなどのトラブルにつながりやすいです。

また、塗料メーカーが推奨する希釈率には幅があり、塗装する場所の素材や天候などに応じて希釈率を微調整する必要があります。塗料の希釈は、塗装する職人の技術力が問われる大切な作業のひとつといえるでしょう。

 

・塗装環境が不適切だった

外壁塗装の作業に塗装環境が不適切だった場合も、ピンホールの発生につながることがあります。外壁塗装に適しているのは「気温15~30℃・湿度45~80%」で、「気温5℃未満・湿度85%以上」の場合は塗装できません。気温や湿度が低すぎる、あるいは高すぎる環境で塗装作業をすると、塗膜の乾燥に悪影響を与えるため、ピンホールが発生しやすくなるのです。

また、雨や雪が降っている、落雷の可能性がある、強風が吹いている場合も基本的に塗装作業は行いません。塗装作業に向かない天候があること、無理に作業を行うとピンホールの発生などのトラブルが起こりやすいことを覚えておくとよいでしょう。

 

外壁のピンホールを見つけたときの対処法

 

 

最後に、ピンホールを見つけた場合の対処法をご紹介します。

 

・施工業者に連絡する

ピンホールの数や大きさに関わらず、まず外壁塗装を依頼した業者に連絡しましょう。「施工不良が原因なのか?」「補修が必要な状態なのか?」など、詳しく説明してもらうと安心です。誠実な業者であれば適切な対応をしてもらえるので、発見したらすぐに相談してみてください。

また施工業者に連絡するときは、手元に「契約書」と「保証書」を用意しておくと話がスムーズです。連絡する前に、保証書の内容を再確認しておくとよいでしょう。

 

・第三者機関に相談する

施工業者に連絡してもきちんと対応してもらえない場合や、保証書を失くしてしまった場合などは、第三者機関に相談してみましょう。相談できる第三者機関には、「公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター」や「独立行政法人国民生活センター」などがあります。

ピンホールの補修や再塗装を行ってもらえるわけではありませんが、困ったときの相談先として覚えておくと安心です。

なお、DIYで補修すると保証の対象外になったり別のトラブルを招いたりする恐れがあります。自分で直そうとせず、必ず専門業者に相談するようにしてください。

 

まとめ

 

 

外壁塗装工事のあとに発生することのあるピンホールは、多くの場合施工不良によるものです。

せっかく外壁塗装をしたのに穴があいている…とならないためにも、正しい施工を行ってくれる信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

 

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