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ツートンカラーの外壁塗装のコツ・注意点を解説

2023.7.13

 

外壁塗装をするとき、「人気のツートンカラーにしてみたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。ツートンカラーの外壁にするとお住まいの雰囲気をガラッと変えることができます。

しかし、ただ単に2色に塗り分けすればオシャレに仕上がるというわけではありません。

そこで今回は、ツートンカラーの外壁塗装のコツをご紹介します。おしゃれなツートンカラー外壁に仕上げるための参考にしてみてください。

 

ツートンカラー外壁の塗り分けパターン

 

 

まず外壁の塗り分けパターンを見てみましょう。外壁をツートンカラーにするときの塗り分け方法は主に次の4つです。

  • 建物の上下で塗り分けする
  • 縦のラインで塗り分けする
  • 凹凸部分に合わせて塗り分けする
  • ワンポイントで塗り分けする

ツートンカラー外壁の中でも最もポピュラーなのは、建物の上下(1階と2階)で水平方向に塗り分ける方法です。縦のラインで塗り分ける方法はやや難易度が高いのですが、メリハリのきいたスタイリッシュな仕上がりになります。

また、バルコニーやベランダなどの出っ張った部分を塗り分けると立体感のある仕上がりに、外壁の一部分などをワンポイントで塗り分けるとアクセントになります。

 

外壁をツートンにするときのコツ

 

 

外壁をツートンカラーにするときは次の4つのポイントを押さえておきましょう。

 

・同系色を組み合わせる

ツートンカラー外壁で最も失敗しにくいのは、同系色同士の組み合わせです。たとえばダークブラウン×ベージュ、ネイビーブルー×パステルブルーというように、同系色の濃い色と薄い色を組み合わせると違和感なくまとまります。

 

・うまくまとまらないときは「セパレートカラー」を入れる

同系色を組み合わせてもうまくまとまらないと感じたときは、色の境目にセパレートカラーを入れてみてください。2色の境目に無彩色や低迷彩色などの目立ちにくい色を入れるとバランスをとりやすくなり、全体に引き締まった印象になります。

 

・迷ったら好きな色にホワイトを合わせる

なかなか色を決められない!という場合は、好きな色とホワイトの組み合わせがおすすめです。ホワイトはどんな色とも合わせやすい色なので、違和感なく仕上げることができます。

 

・色は最大3色までにして比率を考える

外壁に使う色は最大でも3色までにして、色の比率を意識しましょう。色を使いすぎたり面積バランスが悪かったりすると、見る人にまとまりのない印象を与えてしまいます。色の比率は、ベースカラー(メインカラー)60~70%、アソートカラー25~30%、アクセントカラー5~10%が目安です。50%×50%にしてしまうとメリハリのない印象になるので注意しましょう。

 

<おすすめの組み合わせ例>

 

 

ツートンカラー外壁のおすすめの組み合わせは、「ホワイト×ベージュ」「ホワイト×グレー」「ブラウン×ベージュ」です。この3パターンは失敗しにくい組み合わせで、ツートン外壁でも特に人気があります。

また、ベージュやグレーは汚れや色あせが目立ちにくい色です。色選びで迷ったらこの組み合わせを基本にしてみてはいかがでしょうか。

 

外壁をツートンカラーにするときの注意点

 

 

最後に、外壁をツートンカラーにするときの注意点をまとめました。

 

・屋根や玄関ドア、付帯部の色を考慮する

外壁をツートンにする場合、屋根や付帯部の色とのバランスを考慮して色選びすることが大切です。たとえば屋根の色と外壁の色の相性が悪いと、アンバランスな仕上がりになってしまいます。基本的に、屋根には外壁よりも濃い色を使うため、屋根の色を基準にして外壁の色を決めるとよいでしょう。

また玄関ドアや窓サッシ、雨樋などの付帯部の色と相性の良い色を選ぶと違和感なく仕上がります。

 

・カラーシミュレーションで確認する

ツートンカラー外壁に限ったことではありませんが、カラーシミュレーションを利用して全体像を確認すると仕上がりをイメージしやすくなります。MAcoatでも、お客様にカラーシミュレーションをご提案しています。

カラーシミュレーションの方法は主に次の2つです。

  • サンプルとなる建物を選んでバランスを見ながら色を決める
  • 実際の建物の写真を加工して色を決める

工事を依頼する業者によってシミュレーション方法は異なるため、事前に相談しておくとよいでしょう。ただし、カラーシミュレーションと全く同じ仕上がりになるわけではありません。全体のバランスを確認するための「イメージ画像」であることを覚えておきましょう。

 

・外壁をツートンカラーにすると費用が2倍になる?

 

 

外壁をツートンカラーにしても、1色にした場合の2倍の費用がかかるわけではありません。金額を左右するのは、使用する塗料の種類やグレードなどです。ただし、複雑な塗り分けをする場合や、特殊な材質の外壁に塗装するような場合は、手間賃が発生して高くなる可能性があります。

1色で塗装する場合よりやや高めの金額になることはあっても、「ツートンだから2倍」になることはありません。ツートン外壁塗装の費用相場を知るためにも、まずは複数の業者に見積もりを依頼してみてください。

 

まとめ

 

 

ツートン外壁は1色で仕上げるよりもオシャレな外観になります。

納得のいく仕上がりにするためにも、相性の良い色の組み合わせや色の比率について知っておくとよいでしょう。

ツートンカラー外壁の施工例などを参考に、イメージをふくらませてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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