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MAcoat の豆知識

雨漏りはどこから?原因と補修方法をご紹介

2022.2.7

「雨漏りは屋根からするもの」と考えている方も少なくないようです。

しかし雨漏りは屋根だけでなく外壁やベランダでも発生することがあり、そのままにしておくと建物内部にまでダメージを与える可能性があります。

今回は雨漏りの発生場所と補修方法についてのご紹介です。

雨漏りの原因や発生場所の調べ方も説明しますので、参考にしてみてください!

 

 

雨漏りはどこから?

 

最初に雨漏りの発生場所について説明します。

どんなところから雨漏りしやすいのか、どうやって雨漏りの場所を特定するのか見ていきましょう。

 

・雨漏りしやすい場所

雨漏りが発生しやすいのは屋根、外壁、ベランダなどです。

雨漏りというと天井から雫が落ちてくるイメージかもしれませんが、外壁からの雨漏りも多く、屋根からの雨漏りよりもダメージが大きいといわれています。

その他にベランダや天窓、窓周りのサッシなどから雨漏りすることもあるので覚えておきましょう。

 

・雨漏りの場所を知る方法

雨漏り修理をするには、まず専門知識のある業者が調査して雨漏りしている場所を特定してもらいます。

(もちろんMAcoatでも雨漏り調査ができますので、お気軽にご相談ください!)

雨漏りの調査方法と費用の大まかな目安は次の通りです。

 

・目視調査:無料~約3万円

雨漏りの発生場所と思われる屋根の上や屋根裏、外壁などを目で見て確認する方法です。

 

・散水調査:約3万円~

雨漏りの発生場所として疑わしい部分に直接水をかけて雨漏りを再現する方法です。

散水調査では調査費用の他に水道代もかかります。

 

・赤外線サーモグラフィ―調査:約15万円~

赤外線カメラで表面温度を測定し、温度の違いから雨漏りの場所を推測する方法です。

 

・発光液調査:約10万円~

雨漏りの発生場所として疑わしい部分に、蛍光塗料を混ぜた水をかけて紫外線のライトを当てる方法です。

どこから雨漏りしているのか、場所を特定するのは簡単なことではありません。

雨漏りしている最中であればおおまかにどの部分なのかわかりますが、乾いてしまうと特定に時間がかかってしまいます。

雨漏り調査をスムーズに行うためにも、雨漏りに気づいたらその場所を撮影しておくことをおすすめします

 

屋根からの雨漏りの原因と修理方法

 

屋根から雨漏りする原因には屋根材やコーキングの劣化などがあり、それぞれ修理方法が異なります。

 

・屋根材の劣化、ひび割れ・浮き

屋根からの雨漏りの原因で多いのは、屋根材の劣化やひび割れ、浮きです。

スレート屋根の劣化がひどい場合やひび割れている場合は新しい屋根材に交換します。

またスレート屋根が何らかの影響で浮いている場合は、既存の屋根材を葺き替えるか新しい屋根材と交換するのが一般的です。

 

・コーキングの劣化

屋根材の隙間を埋めているコーキングが劣化すると雨水が浸入しやすくなり、雨漏りの原因になります。

この場合は新しいコーキングを充填する「打ち替え」をしますが、劣化したコーキングを完全に取り除かないと新しいコーキングが馴染まず、剥がれやすくなるので注意が必要です。

 

・瓦のずれ・割れ

瓦屋根の場合は何らかの影響で瓦がずれたり割れたりしていると、雨漏りにつながる可能性が高いです。

ずれている瓦は正しい位置に戻すことで雨漏り対策になりますが、割れている場合は新しい瓦と交換しましょう。

またずれている瓦は欠けていないか確認することも大切です。

 

外壁からの雨漏りの原因と修理方法

 

外壁から雨漏りする場合はコーキングや塗膜の劣化、ひび割れなどが原因であることがほとんどです。

 

・コーキングの劣化

外壁と外壁の隙間を埋めているコーキングが劣化していると雨水が浸入しやすくなります。

外壁のコーキングの寿命は5年~10年といわれており、一部が劣化していたら他の部分も同様に劣化している可能性が高いです。

そのため雨漏りしている部分だけでなく、すべてのコーキングを取り除いて新しいコーキングを充填する必要があります。

 

・外壁塗膜の劣化

外壁の塗膜が劣化している場合も雨水がしみこむことがあります。

塗料の防水機能が低下しているためなので、新しい塗料で塗り直しするのが一般的です。

ただし雨漏りしている部分は外壁内部が傷んでいる可能性もあるため、塗装前にしっかり確認してもらいましょう。

 

・外壁のひび割れ

外壁にひび割れがあると、雨水が浸入して雨漏りにつながる可能性があります。

軽微なひび割れであればパテなどで修復可能ですが、ひび割れの大きさや深さによっては外壁材の交換が必要となるでしょう。

 

ベランダの雨漏りの原因と修理方法

 

雨漏りはベランダでも発生します。

ベランダの雨漏りの原因と修理方法を見ていきましょう。

 

・防水層の劣化

ベランダの床から雨漏りする場合は、防水層の劣化が原因であることが多いです。

ベランダの床にはなんらかの防水措置が施されているのが一般的で、防水の役割を果たす層を防水層といいます。

防水層には塗膜防水やシート防水などの種類があるため、ベランダの床材に適した方法を選ぶことが重要です。

またマンションの屋上や陸屋根(勾配のないフラットな屋根)の家の場合も防水層の劣化が原因で雨漏りすることがあります。

 

・排水口の詰まり

ベランダの雨漏りの原因が排水口の詰まりというケースも少なくありません。

排水口から雨水が排水されないと、雨水が室内に侵入したり外壁をつたって階下の雨漏りを引き起こしたりすることがあります。

ゴミや土などで排水口が詰まらないように、定期的に掃除をしておきましょう!

 

まとめ

 

今回は雨漏りの発生場所と原因、修理方法についてご紹介しました。

雨漏りは放置しておくと建物内部まで傷んでしまう可能性があるため、早めに対処することが重要です。

大雨や台風の季節を迎える前に、雨漏りしそうな場所をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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